車、列車、飛行機では、座る位置によって上座・下座の考え方が変わります。基本は「安全で快適な席」「移動の負担が少ない席」「景色や落ち着きのある席」を目上の方やお客様へ案内することです。

ただし、乗り物の席次は形式よりも実用性が大切です。体調、荷物の量、乗り降りのしやすさ、本人の希望がある場合は、それを優先しましょう。

車、列車、飛行機の席次図
数字の小さい席ほど上座の目安です。乗り降りやすさや本人の希望も必ず確認しましょう。

車の席次

場面上座注意点
タクシー・運転手付き運転席の後ろ助手席は道案内や支払いをする人が座る
同行者が運転助手席運転者と会話しやすく、案内しやすい
3名で後部座席を使う中央席は避ける窮屈な場合は役職より快適さを優先する

列車・新幹線の席次

ボックス席では、進行方向を向いて座る窓側が上座の目安です。続いて進行方向を向いた通路側、進行方向に背を向ける窓側、通路側の順に考えます。指定席やグリーン車では、窓側を好む方もいれば通路側を好む方もいるため、事前に希望を確認すると安心です。

飛行機の席次

飛行機では、一般に窓側を上座と考えます。ただし、移動が多い方や足元の自由を重視する方は通路側を好むこともあります。長時間の移動では、形式よりも快適さを優先しましょう。

乗り物の席次チェック

  • 運転者が誰かを確認している
  • 目上の方の体調や乗り降りやすさを考慮している
  • 列車や飛行機では窓側・通路側の希望を確認している
  • 形式を押しつけず、自然に案内している

案内するときのひと言

「こちらのお席がゆったりしていますので、どうぞ」「通路側の方が移動しやすければ、そちらにいたしましょうか」のように、相手が選びやすい言い方にすると丁寧です。