手紙は、本文だけでなく折り方や封筒への入れ方にも気配りが表れます。無造作に折ったり、開いたときに読みづらい向きで入れたりすると、せっかく丁寧に書いた内容の印象が弱くなることがあります。
基本は、相手が封筒から取り出して開いたときに、自然に読み始められるように整えることです。
手紙を折る前に確認すること
- インクが乾いているか確認する
- 便箋の上下、表裏、署名の位置を確認する
- 封筒のサイズに合わせて、折り目が不自然にならないようにする
三つ折りの基本
- 便箋の下側を先に折る
本文が内側になるように、下から3分の1程度を折ります。 - 上側を重ねる
上から折り重ね、封筒に入る幅に整えます。 - 折り目を強くつけすぎない
読みやすさを損なわないよう、丁寧に整えます。
封筒へ入れる向き
封筒から取り出したとき、相手が便箋を開いてすぐ読み始められる向きを意識します。和封筒、洋封筒、縦書き、横書きで細かな違いはありますが、読み手にとって自然かどうかを基準にしましょう。
封入前のチェック
- 便箋に汚れや折り直しの跡がない
- 宛名、敬称、差出人に間違いがない
- 同封物がある場合、入れ忘れがない
- 封をする前に、手紙の向きと枚数を確認した
複数枚の便箋を入れるとき
便箋が複数枚になる場合は、ページの順番が分かるようにそろえてから折ります。便箋の向きがばらばらだったり、折り目がずれていたりすると、読む相手に雑な印象を与えてしまいます。
同封物がある場合は、手紙本文で「同封いたしました」などと触れておくと親切です。封をする前に、便箋、返信用封筒、資料などの入れ忘れがないか必ず確認しましょう。
封をするときの注意
改まった手紙では、封をしたあとに封じ目へ「〆」や「封」と書くことがあります。カジュアルな手紙では必須ではありませんが、目上の方や正式な案内では、最後まで丁寧に整える意識が大切です。