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お見舞いマナーの基本


ここではお見舞いに行くべきタイミングや、面会時間に関するルールなど、面会に行く際には知っておきたいマナーの基本について解説しています。

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● お見舞いマナーのポイント

・お見舞いのタイミング

お見舞いに行くタイミングは、回復に向かい始めた頃がベストです。入院直後など病状がまだ落ち着いていない時や、手術の前後などは避けた方が良いでしょう。
相手の心身に負担にならないように、お見舞いに行く際は、あらかじめ見舞う相手のご家族や病院に、怪我や病気の状態を確認してから行くのがマナーです。

 

・面会時間のルール

状況にもよりますが、原則午前中は避けた方が良いでしょう。入院中は、検査や診察などが午前中に行われる事が多いためです。
面会時間は、昼食後の午後2:00~3:00頃がベスト。ただし、各病院の面会時間を確認してそれぞれのルールに従いましょう。
面会する時間は約20分程が妥当です。あまり長く滞在すると相手に負担になりますし、大部屋の場合は他の患者さんにも迷惑です。

 

・お見舞いをする相手が眠っている場合

お見舞いをする相手が眠っている場合は、無理に起こさないように。
親族など付き添いの方やナースステーションなどに、お見舞いの品などを預けてそのまま引き上げましょう。

 

・お見舞いをする相手の症状が重い場合

お見舞いをする相手の病状が重篤の場合は、面会謝絶などで面会が出来ない事があります。
こういった状況の時は、親族の入室しか許されない場合がありますので、親族を呼び出してもらうなどしてお見舞いのあいさつしてそのまま帰ります。
また、親族が付き添っていなかったり、患者につきっきりの場合などは、ナースステーションに預けるなどしましょう。

 

・お見舞いの手紙

お見舞いの手紙は、通常の手紙とルールが若干異なります。
お見舞いの手紙を書く場合は、基本的に時候(季節)の挨拶などは必要ありません。
軽く体の調子を尋ねるなどの内容が良いでしょう。ただし、病状の詳細を聞いたり、また過度に励ますなど、心理的にプレッシャーを与えてしまうような表現には十分気をつける必要があります。
長期の療養の場合や、病気の程度によっては、言葉の使い方が相手を傷つけてしまうこともあります。
出来れば、お見舞い相手のご家族に病状を事前に確認した上でお見舞いの手紙を出すと良いでしょう。

 


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